動作原理
測定コイル内で試料に所定の磁界を印加し、電磁鋼板内に磁束を発生させます。必要な電流はパワーアンプによって供給され、電流は温度安定性に優れた低インダクタンスの高精度抵抗(シャント)または磁界コイルを用いて測定されます。
磁化(分極)の測定は、誘起電圧のサンプリング、変換および積分によって行われます。H および J の各量は、独立したアナログ・デジタル変換器により並列に記録され、完全に同時測定が保証されます。これらの微分および積分されたパラメータから、プロセッサシステムが前述の各種特性値を算出します。
測定は正弦波励磁によって行われます。制御アルゴリズムにより二次電圧を監視し、常に目標値に一致するよう調整されます。オプションとして、一次側励磁を自由波形や PWM 信号で行うことも可能です。
基準電圧は高安定性のデジタル周波数発生器から供給され、振幅および周波数は、入力された試料データおよび既定値に基づいてソフトウェアにより設定されます。
操作、測定、評価は MPG Expert ソフトウェアを通じて行われ、測定プロセスの完全な自由設定および組み合わせが可能です。MPG Expert は Windows XP 以降で動作します。
さらに、DC バイアスオフセット、パルス幅変調信号、自由波形、高調波測定など、特定用途向けの追加ソフトウェアパッケージも用意されています。
測定コイルシステム
- IEC 60404-2 に準拠した 50 Hz/60 Hz 用エプスタイン枠
- IEC 60404-2 に準拠した 400 Hz 用エプスタイン枠
- 400 Hz 超対応エプスタイン枠
- IEC 60404-3 に準拠したエプスタインストリップ用単一ストリップ測定コイル
- IEC 60404-8-7 に準拠した単板測定コイル(500 × 500 mm)
- リング、変圧器コア、ステーター測定用モジュール
- 特注対応のエプスタイン枠、単板測定コイル、単一ストリップ測定コイル
操作・測定・評価
MPG Expert ソフトウェアは、測定装置を容易に操作できる環境を提供し、測定プロセスの完全なパラメータ設定および構成を可能にします。
MPG Expert は Windows XP 以降の環境で動作します。